地球温暖化/エコ

全世界中で気温の上昇が見られ、今後は地球規模な災害が予想され、子孫の未来がないかもしれません。
昔の環境問題(公害、水俣病等)と違い、地球温暖化という環境問題は、
1.加害者/被害者の明確な区別が出来ない
2.局地的な問題ではなく世界的
3.世代をまたがる問題
で、世界中の協力が必要です。
* 原因 温室効果ガス=Greenhouse Gasの増加 と断定されています。
例えばCO2濃度は1750年=280ppmが、2000年=350ppm を超えていると言われています。
* 削減
 目標
1997年京都での第3回気候変動枠組条約締約国会議 COP3
(The 3rd Session of the Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change)
で議決した議定書を「京都議定書」といいますが、そこで国別に温室効果ガス排出量の
削減目標を決定しました。
1990年基準
削減目標
国名
-8% EU: オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、イギリス

ブルガリア、チェコ、エストニア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、モナコ、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スイス
-7% アメリカ合衆国(離脱
-6% カナダ、ハンガリー、ポーランド、 日本
-5% クロアチア
±0% ニュージーランド、ロシア、ウクライナ
1% ノルウェー
8% オーストラリア
10% アイスランド

温室効果ガスの種類 地球温暖化
係数
GWP:
Global Warming Potential
排出源 特徴
二酸化炭素 CO2 1 化石燃料の燃焼など。
メタンCH4 23 稲作、家畜の腸内発酵、廃棄物埋め立て
一酸化二窒素N2O 296 燃料の燃焼、工業プロセス 二酸化窒素などのような害はない。
オゾン層を破壊する
フロン類
CFC(クロロフルオロカーボンChloroFluoroCarbon)、
HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボンHydroChloroFluoroCarbon)
数千から1万程度 スプレー、エアコンや冷蔵庫などの冷媒、半導体洗浄など。 塩素などを含む。モントリオール議定書により1996年までに全廃。
オゾン層を破壊しない
フロン類
HFC(ハイドロフルオロカーボンHydroFluoroCarbon) 数百から1万程度 スプレー、エアコンや冷蔵庫などの冷媒、化学物質の製造プロセス 塩素がなく、オゾン層を破壊しないフロン。代表例:HFC-134a (CH2FCF3)
PFC(パーフルオロカーボンPerFluoroCarbon) 数千から1万程度 半導体の製造プロセス 代表例 CF4、C2F6
六フッ化硫黄SF6 22200 半導体の製造プロセス。電気の絶縁体など CO2の約2万倍温室効果が高い!

目標達成時期の2008年から2012年の第一約束期間に入りました。
1990年度(12億6100万Ton)比温室効果ガス排出量を6%削減目標が、
2007年度で13億7400万Tonの排出、9.0%増加(2009年5月発表)です。
どうするんだ? 日本! 原発頼みはまずい! 排出権取引で金を使うのか?

*産業界の対策 1.鉄鋼業界: CO2排出量を1990年比 2010年までに10%削減
2.電力事業 エネルギー消費量20%
3. 半導体業界: WSC(World SemiconductorCounsil)世界半導体会議で、
  PFC等温室効果ガスの排出量を1995年比 2010年までに10%削減。
  (ちなみに基準年:日本、米国、欧州は95年、韓国は97年、台湾は98年)

上記は一部の例であって、それぞれの業界、国、市町村で目標を定めている。

*家庭で貢献
できる事は?
1.自分でエネルギーを作る。必要な物&消費する物は自分で作る。
 1-1. 太陽光発電の利用(まだ高価ですが期待できそう。
      理想は各家庭で発電!
 1-2. 家庭菜園(自給自足、運送費もかからないためECO)

     我が家の菜園の様子はブログに掲載  http://eyks.blog46.fc2.com

2.エネルギーの消費を減らす→節約

3.地産地消。生活している地域で生産している物を消費(輸送時のCO2放出が最も少ない製品)
  最近それを数値化したカーボン・フットプリントの指標あり。


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